東方狐著聞集

稜さん@なろう)

鬼は子供が……

「っ痛……ここどこ?」
 目が覚めたラグナはあたりを見回していた。場所は岩穴手には石の様な物で拘束されていた。

「なんでこんなに天井が高く感じるんだ?」
 疑問を浮かべながらここから逃げれそうな場所を探していた。するとそこへ桜鬼がやってきた。

桜鬼「本当に効くとはね」
「何が?」
桜鬼「薬さ。お前さんの姿笑えるよ」
 桜鬼は笑いながら鏡のようなものをラグナに向けた
「な……なに……これ!?」
 なんと自分の身長が縮んでいたのだ
桜鬼「まさか、河童の作った薬が本当に効果があるとは」
「桜鬼、元に戻れるの!?」
 ギロと音が付きそうなほど桜鬼を睨むが
桜鬼「今のお前さんじゃ全く怖くない」
とケラケラ笑っていた

「この拘束をとけ!」
桜鬼「嫌だ、敗北者は勝者に従わなければいけないからな」
「な! 何がのぞみだ?!」
桜鬼「私のことを…………お母様と呼べ!」
「はぁ? それだけでいい?」
桜鬼「ああ早く!」
「わかった……お母様」
桜鬼「もっと!」

この後桜鬼が鼻血を出すまで言わされたラグナでした

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