高校生は蛇になる

sterl

26話 SPノ神習得

 おえっぷ、食いきってやったぜ。

「キュルル!」

 どうやら満足してくれたみたいだな。
良かった、これ以上食わされたら吐くところだった。

……ふぅ、ようやくSPの確認ができる。

――――
SP 851462500
――――

 うん、たっぷりだ。
これを使ってスキル習得するか。




――よし、スキルの習得完了。
ちなみにこんなスキルをゲットした。

――――――
神聖魔法
最上級の聖魔法を行使できる。 他のスキルとの統合で進化可能

神聖魔術
全ての聖魔法の発動に必要な術式を書くことができる。 他のスキルとの統合で進化可能

神聖魔道
自身のエネルギーを聖の魔力に変換できる。変換効率は最大。 他のスキルとの統合で進化可能
――――――

 そしてスキルの進化もした。

――――――
混沌の炎
最上級の炎、聖、闇魔法及び、それらの複合魔法を行使できる。 他のスキルとの統合で進化可能

聖魔の炎
全ての炎、聖、闇魔法及び、それらの複合魔法の発動に必要な術式を書くことができる。 他のスキルとの統合で進化可能

天と悪の灯火みちしるべ
自身のエネルギーを炎、聖、闇魔力及び、それらの複合魔力に変換できる。変換効率は最大。 他のスキルとの統合で進化可能

SPノ神
獲得するSPを1000000で固定する。また、対象のSPを奪える。 SP1000000000000で進化可能
――――――

 黒炎魔法系と神聖魔法系が統合できたから他の魔法シリーズとの統合でも進化できるのだろう。
あくまでも予測だが。
 ちなみに、神聖魔法系を習得した訳は、回復とかできれば便利だと思ったからだからな。
決して黒炎魔法系と統合できれば格好よくなると思ったからではない。
……厨二病っぽく成ってしまったが。

 そんなことよりも神級ノSP獲得が進化できた。
次の進化にはSPが1兆も必要だが、獲得SPの固定は正直とても嬉しい。
ゴブリンを1匹撥ねるだけでSP100万……、考えるだけでウハウハだ。
 とりあえず今後の予定としてはどっかの魔王を殺しに行こうと思う。
というわけで毎度の如く理ノ神、頼むよ!

『……はぁ、魔王を検索しました』

 おい!何だ今のため息は?
あれか、面倒なのか?

……答えてくれそうにない。
おとなしく送られてきた情報を確認するか。

 ここから1000km離れた場所にいる魔王が1番近いそうだ。
このようなステータスである。

――――――――――――――――――――――――
ステータス

名 グリード
種族 ハイゴブリン・ザ・ブレイン
称号 魔王に至りし者

攻撃力 1526
防御力 1428
耐久力 1624
持久力 1425
瞬発力 17623
総合戦闘力評価 D

スキル
創作・神ノ叡智・以心伝心・知能魔王

SP 30
――――――――――――――――――――――――

 弱い、弱すぎる。
よくこんなんで魔王に成れたな。
とりあえず行くか。
簡単に倒せるだろ。

「行くぞ、フィート」

「キュル!」

「高校生は蛇になる」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く