魔王の息子になりました!

宮藤小夜

どうしてこうなった2

「っっ陽!!会いたかったです!!」

と、後ろからとてつもなく嬉しそうな声がしたら、誰かが僕を押し退け、幸光くんにアタック・・、いや、突進して抱きついていた。

・・食べてたサラダが落ちてしまった。

「あれ?静那?」

きょとん、とした顔で幸光くんがその人物の名を言った。その瞬間、食堂中がざわついた。

「な、なんであんなやつが副会長のお名前を呼び捨てにしてるの?」
「あ、あんなマリモみたいなやつが!!どうして!?」
「あいつ、絶対許さない!!」

・・うわ。こ、こわいぃ・・。親衛隊の子達の可愛い顔が凄いことになってるよーー・・。

「陽、一緒に食べてもいいですか?」
「おう!いいぞ!あ、悠里もいいだろ?」
「・・悠里?」

幸光くんが僕にそう聞いてきた。
やっ、やめてー!!せっかく空気みたいに皆の視界から外れてたのに!それに副会長!顔が、顔がぁぁぁ!!そんなに睨まないで下さいぃぃ!!

ガクガクブルブル
今すっごく震えてる自信がある。それに涙も少し出てきた。あぁ、だれかこの状況どうにかしてー!!




「「「「キャァァァアァアァア!!!!」」」」





先ほどより、数倍大きい声が食堂に響き渡った。

まさか・・。
うわ、とてつもなく嫌な予感がする・・。

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