魔王の息子になりました!

宮藤小夜

生徒会の皆様

「おい、静那。そのモジャモジャ野郎がお前の言っていたお気に入りか?」

「うっわー、気持ち悪ーい。こんなの好きになるなんて、終わっちゃったねー副会長」

「「あははー!僕、ぐるぐる眼鏡はじめて見たー!」」

「・・お腹、すい・・た」






・・来ちゃったよ。爆弾よりもヤバイ核兵器が。


知らないかたのために説明しよう。この方たちはこの学園の生徒会の皆様である。

この学園には抱きたいランキング、抱かれたいランキングってのがあって、そのランキングで選ばれた上位の人達が生徒会をしている。もうひとつ、風紀委員もあるんだけど・・それはまた今度。今はこの状況をどうにかすることを第一に考えなければ・・死ぬ!

なぜって?さっき言ったランキングで上位になっている人たちは、顔がとてつもなくいいんだ。つまり、イケメンや美人な人(男だけど)ってこと。その人達の役に立ちたい!そばに近付きたい!って人達が集まってできた親衛隊というものがある。その親衛隊がやっかいなんだ。

顔のいい人に近付いたらリンチ、いじめ、そして強姦!!男が強姦なんておかしいって思うでしょ?だけどね、この学校では当たり前なんだよ!イヤなあたりまえだよね・・。まぁそれは高等部の人たちが多いらしいけど、ここの中等部にも少なからずあるんだよ。

生徒会(副会長除く)の人達の暴言を聞き、怒った陽は勢いよく立ち上がる。その時、机の上の料理の入ったお皿が落ちた。もったいない・・。


「っなんだよモジャモジャ野郎って!俺に失礼だろ!謝れよな!今謝ったら許してやるから!」


その言葉を聞き、生徒会の人たちは面白いものを見るような目で陽を見た。


・・そう、ここが本格的な始まりだったんだと思う。僕が死ぬ、カウントダウンへの・・。

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