住み込み就職 お仕事時々お遊び
ハチャメチャレーシング! ゲーム慣れてない人のレースっ
「にししし。いくぜっ!」
ふぅ……と、息を吐いた後、止さんは集中します。凄い集中力、恐らく仕事をしてる時には見た事が無い表情。
それに、得意気に操作しています。流石ゲーマーですねぇ。
「操作は簡単なんだ。Aボタン押せば進む。取り敢えずこんだけ覚えれば後はなんとかなるっ。要はやった方が早いんだぜ!」
「へぇ……」
「そう」
「そぉなんですかぁ 」
まぁ、そうでしょうね。ゲームって大概はそんな感じに操作覚えますね。
って、止さんほんとに凄い、次々と障害物を避けて走ってます。
わわっ、すごっ……ひゃぁぁぁ、テクニシャンですぅ。
「よっ、ほっ、ふっ……ここで、ショートカットだぜ!」
「おぉぉ……」
ゲームあんまりやった事が無い私でも思いますよ……すごぉいって事が。
「と、まぁ操作は説明はこんぐらいでいいよな? 後は実践あるのみだぜ!」
にししっと笑う止はグーサインを見せつける。まぁ……仰る通りなんですけど、出来ますかね? やってもないんですけど、やっぱり難しいって思いは消えないです。
「では、私達もやってみるか! 取り敢えず、止は見学で、私達4人でやってみよう」
「おぅっ、分かった。じゃはい、これコントローラ」
「うむ。ありがと」
わわっ、なんだか勝手に話が進んじゃいました。
「あたし、ゲームすんの久々かも」
「私は、ノベルゲームしかやってないからレースゲームは初体験ね」
「私の会社、ソシャゲ作っててソレをやった事はあるが……テレビゲームは初めてだな。よしっ! こんどその部署も作ってみるか!」
そして、口々に話しながらコントローラをもつ皆さん。
恵さんと七瀬さんは兎も角として……長門さん? 貴女、また突然の思い付きで部下達を困らせようとしてませんか?
「……よしっ。皆、コントローラ持ったか? じゃぁっ、ゲーム開始だ!」
そんな長門さんの掛け声で……ゲームは始まりました。
◇
「わっ、わわっ、わっ! ぶつかりますぅぅっ!」
「ちょっ! 七瀬っ! 曲がると同時に身体も曲げないでよ! あたしに当たってんのよ!」
「にししし。それ、ゲームあるあるだな、おれもたまにするぜっ」
「……ごめんなさい。完全に無意識よ、完全にね」
「おぉぉぉっ、面白ぉぉいっ」
……はい、ゲームはスタートしましたが、ハチャメチャです。
私は壁にぶつかるわ障害物に当たるわで大惨事。
七瀬さんはカーブと同じ方向に身体を曲げて、恵さんに当たってしまい怒られてます。
それを見て笑う止さん、七瀬さんも笑ってますね。
で、長門さんはと言うと……楽しそうに逆走してます。
「くっ、えぃっ! やっ! とぉぉっ、あっ、だっだめっ、そっソコは……だめぇぇぇぇっ!!」
わっわわっ! がっ崖っ! 崖におちっ、おち……あぁぁぁ、落ちちゃいましたぁ。
「うぅぅぅ……。なんでこんな所でレースするんですか、主催者は頭可笑しいんですか?」
って、ゲームにそんな文句言っちゃダメですね。それだと全部に文句言わなきゃなくなります。
「わっ、ちょっ! てんちょっ! なんで前から来んのよっ!」
「はっはっはっ! 一周してきたのだ!」
「逆走して一周しても意味無いしっ!」
あっ、あっちはあっちで大変そうですねぇ。まぁ……楽しそうではあります。
「……。っ! ふっ……んっ……やっ……」
「七瀬ぇ、別に身体揺らさなくてもスティック倒すだけで曲がるんだぞ?」
「わっ分かってる……。だけど、うっ動いちゃうのよ」
七瀬さんは、ゲームであるあるな事をやってます。止さんに注意されちゃってまさね。
……と、こんな感じにハチャメチャな事になりましたが、私達は楽しみました!
そして、こんな感じに遊び続け、なんとか普通レベルに操作できる様になったとき、長門さんが"ある事"を言ったのです。
その一言が、まさかあんな波乱を巻き起こす事になるなんて……思いもしませんでした。
ふぅ……と、息を吐いた後、止さんは集中します。凄い集中力、恐らく仕事をしてる時には見た事が無い表情。
それに、得意気に操作しています。流石ゲーマーですねぇ。
「操作は簡単なんだ。Aボタン押せば進む。取り敢えずこんだけ覚えれば後はなんとかなるっ。要はやった方が早いんだぜ!」
「へぇ……」
「そう」
「そぉなんですかぁ 」
まぁ、そうでしょうね。ゲームって大概はそんな感じに操作覚えますね。
って、止さんほんとに凄い、次々と障害物を避けて走ってます。
わわっ、すごっ……ひゃぁぁぁ、テクニシャンですぅ。
「よっ、ほっ、ふっ……ここで、ショートカットだぜ!」
「おぉぉ……」
ゲームあんまりやった事が無い私でも思いますよ……すごぉいって事が。
「と、まぁ操作は説明はこんぐらいでいいよな? 後は実践あるのみだぜ!」
にししっと笑う止はグーサインを見せつける。まぁ……仰る通りなんですけど、出来ますかね? やってもないんですけど、やっぱり難しいって思いは消えないです。
「では、私達もやってみるか! 取り敢えず、止は見学で、私達4人でやってみよう」
「おぅっ、分かった。じゃはい、これコントローラ」
「うむ。ありがと」
わわっ、なんだか勝手に話が進んじゃいました。
「あたし、ゲームすんの久々かも」
「私は、ノベルゲームしかやってないからレースゲームは初体験ね」
「私の会社、ソシャゲ作っててソレをやった事はあるが……テレビゲームは初めてだな。よしっ! こんどその部署も作ってみるか!」
そして、口々に話しながらコントローラをもつ皆さん。
恵さんと七瀬さんは兎も角として……長門さん? 貴女、また突然の思い付きで部下達を困らせようとしてませんか?
「……よしっ。皆、コントローラ持ったか? じゃぁっ、ゲーム開始だ!」
そんな長門さんの掛け声で……ゲームは始まりました。
◇
「わっ、わわっ、わっ! ぶつかりますぅぅっ!」
「ちょっ! 七瀬っ! 曲がると同時に身体も曲げないでよ! あたしに当たってんのよ!」
「にししし。それ、ゲームあるあるだな、おれもたまにするぜっ」
「……ごめんなさい。完全に無意識よ、完全にね」
「おぉぉぉっ、面白ぉぉいっ」
……はい、ゲームはスタートしましたが、ハチャメチャです。
私は壁にぶつかるわ障害物に当たるわで大惨事。
七瀬さんはカーブと同じ方向に身体を曲げて、恵さんに当たってしまい怒られてます。
それを見て笑う止さん、七瀬さんも笑ってますね。
で、長門さんはと言うと……楽しそうに逆走してます。
「くっ、えぃっ! やっ! とぉぉっ、あっ、だっだめっ、そっソコは……だめぇぇぇぇっ!!」
わっわわっ! がっ崖っ! 崖におちっ、おち……あぁぁぁ、落ちちゃいましたぁ。
「うぅぅぅ……。なんでこんな所でレースするんですか、主催者は頭可笑しいんですか?」
って、ゲームにそんな文句言っちゃダメですね。それだと全部に文句言わなきゃなくなります。
「わっ、ちょっ! てんちょっ! なんで前から来んのよっ!」
「はっはっはっ! 一周してきたのだ!」
「逆走して一周しても意味無いしっ!」
あっ、あっちはあっちで大変そうですねぇ。まぁ……楽しそうではあります。
「……。っ! ふっ……んっ……やっ……」
「七瀬ぇ、別に身体揺らさなくてもスティック倒すだけで曲がるんだぞ?」
「わっ分かってる……。だけど、うっ動いちゃうのよ」
七瀬さんは、ゲームであるあるな事をやってます。止さんに注意されちゃってまさね。
……と、こんな感じにハチャメチャな事になりましたが、私達は楽しみました!
そして、こんな感じに遊び続け、なんとか普通レベルに操作できる様になったとき、長門さんが"ある事"を言ったのです。
その一言が、まさかあんな波乱を巻き起こす事になるなんて……思いもしませんでした。
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