住み込み就職 お仕事時々お遊び
スッキリする為の日課 恵&???side
時刻は朝の6時、今日は日曜、がっこは休み。
だから何時もと違って寝放題……なぁんて事はしない。
だって、折角の休みに寝続けるなんて勿体無いじゃん。
皆もそう思わない?  少なくともあたしはそう思ってるよ。
「んっんー……まぶしぃ」
既に起きてるあたしは、パジャマ姿のままで大きく伸び、窓から射し込む光に目を凝らす。
うぅぅっ、毎朝思うけど……こんな所で朝を迎えると、自分が学生だって事を忘れるわ。
だって、住んでる所が、高級ホテルか! て言いたい位快適だもん。
各部屋に浴槽完備、キッチンや、今寝てたベットだって高級品。
あ、いや……高級品じゃないかもしんない、だって、家具の事は良く分かんないもん。
でも……きっと高い筈、システムキッチンや、ふっかふかの寝心地最高のベットが安いわけないもん。
で、そんな高級感溢れる部屋に、私の趣味まるだしの可愛い縫いぐるみや小物を置いちゃってる……部屋とマッチしてるかと言われたら微妙な所かも。
でもまぁ、高校生がこんな部屋に住んでたら。
「近い内にバチが当たりそう……」
苦笑しながら呟きつつ、ベランダへと続く窓を、ガラガラッと開ける。
ビュゥゥ……。
うぅ……寒いぃ、もの凄い風吹いてんじゃん。
パジャマがバサバサ靡いてる……あっ、髪も靡いちゃってる。
あたしショートヘアーなんだけどなぁ……靡く程伸びちゃったんだ、今度切りにいこっと。
ごしごしと手で身体を擦りながら歩いていって手すりを掴む。
「手すりも冷たいじゃん……」
そしたら言った通り冷たい、よし……手はポケットにいれとこ。
「寒い寒い」と呟きながら、ベランダからの景色を見てみる。
実はあたし、毎朝ベランダから景色を見る事にしてるんだ。
つまりは日課ね、今みたいに寒い日も暑い日も関係なく毎日見るようにしてるの。
理由?  それはね……なんか気持ち的にスッキリするからよ。
ほら、良く言うじゃない? 朝日を浴びると身も心もスッキリするって、そう言う訳で毎朝こうしてるの。
「…………」
口を半開きにさせ、ベランダからの景色を見る。
いやぁ、ほんと凄いわぁ……店の前にある商店街は勿論、ずっと遠くまでの景色が見えるもん。
綺麗……何が綺麗かって、朝日が街を照らしてるのが綺麗。
こんなの何時見ても飽きない……あ、街並みが綺麗だけじゃなく、ここで景色を見てたら、色んな人が行き来してるのが見れるの。
例えば、郵便屋さんやジョギングしてる人とかね……あ、ほら丁度商店街でジョギングしてる人がいる。
ふふっ、なんかこう言うの見てると面白いのよね。
でもまぁ……見過ぎない様にしてる。
だって、なんか盗撮犯っぽいじゃん。
「……っ」
ぶるっ……。
かっ身体が震えて来た、さっ寒い、ほんと寒い! いや、寒いを通り越して痛い!
「げっ限界、景色はもう良いや、部屋戻ろ」
カタカタ震えつつ部屋に戻る。
うぅぅ……寒い日は、あんまり景色が堪能できなくて嫌だ。
そんな日にジョギングする人はマジで感心するわ、良く走れるわね……あたしは無理、やったとしても1分で止める。
「身体冷えちゃった……」
意思の弱い事を考えつつ、カタカタ震える身体を擦り、キッチンへと向かう。
なっ何か暖かい物を飲もう、そうしないと風邪引くわ。
ぴんぽぉぉん……。
「っ! ビックリした……」
突然の呼び鈴、ほんと驚いた、誰よこんな朝早くから。
……いや、何を考えてるのあたし、ここ最近の出来事から推測出来んじゃん。
「ちっ……」
渋い顔をしつつ、モニターへと歩いてく。
そして、近くにある受話器をガシャンッ……と、取る。
そしたら、モニターが写った、そこに写されてたのは……冬仕様のパジャマを着た七瀬だった。
『身体が冷えてるだろうから暖めに来たわ、私の日課に協力して』
「うっさい、帰れ変態」
ガチャン!
勢い良く切ってやった。
朝から変な事言ってくる奴は冷たく接してやる!
ずんずんっ、大足でキッチンへと歩いていき、先程言ったように暖かい飲み物を用意する。
今日はコーンポタージュ、因みに昨日はココアを飲んだ。
ティーカップに入ったそれを持ち、ゆっくりと飲んでいく……んっ、熱い……でも美味しい。
お陰で身体が暖まった。
「さて、着替えて本でも読んでよっと……」
朝食までには時間がある、時間を潰すには読書が最適、読むのは少年漫画なんだけどね……。
今のお勧め漫画は、明治時代を舞台にした、鬼を斬る少年漫画よ。
興味があれば読むと良いわ。
……と、こんな感じにあたしの朝の時間は過ぎていく。
皆はどう過ごしてんのかな? ちょっぴり気になるかも……今度聞いてみよ、七瀬以外の人にね。
だから何時もと違って寝放題……なぁんて事はしない。
だって、折角の休みに寝続けるなんて勿体無いじゃん。
皆もそう思わない?  少なくともあたしはそう思ってるよ。
「んっんー……まぶしぃ」
既に起きてるあたしは、パジャマ姿のままで大きく伸び、窓から射し込む光に目を凝らす。
うぅぅっ、毎朝思うけど……こんな所で朝を迎えると、自分が学生だって事を忘れるわ。
だって、住んでる所が、高級ホテルか! て言いたい位快適だもん。
各部屋に浴槽完備、キッチンや、今寝てたベットだって高級品。
あ、いや……高級品じゃないかもしんない、だって、家具の事は良く分かんないもん。
でも……きっと高い筈、システムキッチンや、ふっかふかの寝心地最高のベットが安いわけないもん。
で、そんな高級感溢れる部屋に、私の趣味まるだしの可愛い縫いぐるみや小物を置いちゃってる……部屋とマッチしてるかと言われたら微妙な所かも。
でもまぁ、高校生がこんな部屋に住んでたら。
「近い内にバチが当たりそう……」
苦笑しながら呟きつつ、ベランダへと続く窓を、ガラガラッと開ける。
ビュゥゥ……。
うぅ……寒いぃ、もの凄い風吹いてんじゃん。
パジャマがバサバサ靡いてる……あっ、髪も靡いちゃってる。
あたしショートヘアーなんだけどなぁ……靡く程伸びちゃったんだ、今度切りにいこっと。
ごしごしと手で身体を擦りながら歩いていって手すりを掴む。
「手すりも冷たいじゃん……」
そしたら言った通り冷たい、よし……手はポケットにいれとこ。
「寒い寒い」と呟きながら、ベランダからの景色を見てみる。
実はあたし、毎朝ベランダから景色を見る事にしてるんだ。
つまりは日課ね、今みたいに寒い日も暑い日も関係なく毎日見るようにしてるの。
理由?  それはね……なんか気持ち的にスッキリするからよ。
ほら、良く言うじゃない? 朝日を浴びると身も心もスッキリするって、そう言う訳で毎朝こうしてるの。
「…………」
口を半開きにさせ、ベランダからの景色を見る。
いやぁ、ほんと凄いわぁ……店の前にある商店街は勿論、ずっと遠くまでの景色が見えるもん。
綺麗……何が綺麗かって、朝日が街を照らしてるのが綺麗。
こんなの何時見ても飽きない……あ、街並みが綺麗だけじゃなく、ここで景色を見てたら、色んな人が行き来してるのが見れるの。
例えば、郵便屋さんやジョギングしてる人とかね……あ、ほら丁度商店街でジョギングしてる人がいる。
ふふっ、なんかこう言うの見てると面白いのよね。
でもまぁ……見過ぎない様にしてる。
だって、なんか盗撮犯っぽいじゃん。
「……っ」
ぶるっ……。
かっ身体が震えて来た、さっ寒い、ほんと寒い! いや、寒いを通り越して痛い!
「げっ限界、景色はもう良いや、部屋戻ろ」
カタカタ震えつつ部屋に戻る。
うぅぅ……寒い日は、あんまり景色が堪能できなくて嫌だ。
そんな日にジョギングする人はマジで感心するわ、良く走れるわね……あたしは無理、やったとしても1分で止める。
「身体冷えちゃった……」
意思の弱い事を考えつつ、カタカタ震える身体を擦り、キッチンへと向かう。
なっ何か暖かい物を飲もう、そうしないと風邪引くわ。
ぴんぽぉぉん……。
「っ! ビックリした……」
突然の呼び鈴、ほんと驚いた、誰よこんな朝早くから。
……いや、何を考えてるのあたし、ここ最近の出来事から推測出来んじゃん。
「ちっ……」
渋い顔をしつつ、モニターへと歩いてく。
そして、近くにある受話器をガシャンッ……と、取る。
そしたら、モニターが写った、そこに写されてたのは……冬仕様のパジャマを着た七瀬だった。
『身体が冷えてるだろうから暖めに来たわ、私の日課に協力して』
「うっさい、帰れ変態」
ガチャン!
勢い良く切ってやった。
朝から変な事言ってくる奴は冷たく接してやる!
ずんずんっ、大足でキッチンへと歩いていき、先程言ったように暖かい飲み物を用意する。
今日はコーンポタージュ、因みに昨日はココアを飲んだ。
ティーカップに入ったそれを持ち、ゆっくりと飲んでいく……んっ、熱い……でも美味しい。
お陰で身体が暖まった。
「さて、着替えて本でも読んでよっと……」
朝食までには時間がある、時間を潰すには読書が最適、読むのは少年漫画なんだけどね……。
今のお勧め漫画は、明治時代を舞台にした、鬼を斬る少年漫画よ。
興味があれば読むと良いわ。
……と、こんな感じにあたしの朝の時間は過ぎていく。
皆はどう過ごしてんのかな? ちょっぴり気になるかも……今度聞いてみよ、七瀬以外の人にね。
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