住み込み就職 お仕事時々お遊び
霜月 七瀬の 観察記録
「で、どうだったんだ? 胡桃とのお出掛けは」
「面白かった、あと胡桃がどんなのかも分かったわ」
胡桃が去った後、遊戯室で話を続ける私と長門、ただ話をするのもあれなのでオセロをしている。
「ほぉ? どんな娘だったんだ?」
「角砂糖を飴玉って言うくらい甘党だったわ」
「そっそうか」
パチッーー
黒いコマを打ち白いコマをひっくり返しながら話す私、長門は苦笑してる、だって今話しても思うもの、胡桃は変な娘だって。
「まぁうん、面白い娘だと言うのは分かったよ」
ボードを渋い顔で眺めながら白いコマを打つ長門、すると私の方を見てきた。
「七瀬」
「なに?」
「いやその、他にはないのか? 胡桃について」
あぁ甘党だけじゃ胡桃の全ては伝わらない、ゲームの途中だけど長門が聞きたがってる、これは話さないといけないわね。
「胡桃は素直な娘、からかうと面白いわね」
「ほぉ、そうか! そうだろうと思ったがやはりからかうと面白いのか、あっ! そっそこ置くのか!?」
パチッーー
角を取った私に悲壮感溢れる顔で見てくる長門……可愛い。
おっと、長門の可愛い表情に惑わされてはいけない、話を続けないと。
「お腹は少し筋肉質、でも触り心地は良かった、触られた時の反応は恥ずかしがって抵抗したわ、まるで小動物の様に」
「無視かっ、無視なのか!」
ふふっ、あの仕草を見る度に何度興奮して鼻血を出し掛けた事か分からないわ、あぁっいけない口角が緩む、長門の前でニヤけてしまう、耐えるのよ私っ。
「くっ、ならここならどうだ!」
パチッーー
長門がコマを置いて来た、なので私も直ぐにコマを置く。
パチッーー
「んなっ! わっ私のコマがたった4つになってしまった!」
無理かも知れないわ、だって長門が泣きそうだもの、長門のこの表情はそそられる物があるの、でも眼鏡をくいっとあげる事で平然を装う、そしたら睨まれてしまったわ、何故かしら?
「あと胡桃は怒ると恐いのね、昼時レストランの裏に呼ばれたの」
「七瀬、一旦胡桃の事を話すのは止めろ、と言うかなんだその緩みきった笑みは! 私を挑発してるのか?」
あの時は本当に興奮したわ、物凄い剣幕で言い寄られて壁ドンされたの、そして言葉攻めされたわ、あぁったぎる! たぎるわぁっ! あの時の私は大変だった。
もう興奮を押さえるのが大変だった、あの時私は確信した、あれだけの言葉攻めが出来るのなら胡桃はプレイの時にはタチに徹するタイプだと。
でも待って、胡桃は恥ずかしがり屋な一面がある、だとしたらタチと認識するとは総計だわ。
「ぐぬぅっ、笑ったと思ったら今度は難しい顔をしただと? 盤面はそっちが優勢なのにぃ」
長門が何か言ってるわ、申し訳ないけど構ってる場合じゃないわね。
今は胡桃と言う女性を見極めなければならないわ!
「タチか、それとも猫か」
「なっなんだ? いきなり何を呟いている?」
分からない、分からないわ。
恥ずかしがり屋なら「やだっ止めてください」と言いつつタチ側を興奮してプレイに拍車が掛かる、でもあの時の胡桃の睨みと言葉は圧巻だった。
『今度、私の前で胸の事を言いやがったら叩き飛ばしますよ?』
その言葉、あの睨みはタチの素質を垣間見た、だとすると胡桃は状況に応じて変化出来るリバと言う事になるのかしら?
ふふっ、それはそれで興奮するけど私としては猫の方が好きね、まぁそこはおいおい私のスキンシップと立ち回りでそうなる様に仕向ければ良いわね。
「ふひっふひひひっ」
「っ、きゅっ急に笑うんじゃない!」
堪らないわね、本当に良い娘がお店に来てくれたわ、私がお店に来た時は長門だけだった、でもその頃は満足した、だって長門は素敵な女性だったもの。
そんな時止が来てくれた、私の心は悦びに道溢れたわ。
でもその悦びが更に跳ね上がる事態が起きた、それが恵が住み込みバイトをしにきたと言う出来事。
叫びたかった、人目をはばからず「ひゃっほぉぉぉっうぅぅ!」って叫びたかった。
毎日が楽しかった、大好きな女性、男がいない職場……ここが天国か! 本当にそう思ったの。
そんな時とどめと言わんばかりに女神が降臨した、それが胡桃と言う女性。
店長が女性だから、そんな理由で入った職場だけど、入って良かった、この職場が天職、百合の神様が私に与えてくれた職場に違いないわね。
「ふひひっふひっ、ふひひひっ」
「なっ七瀬? おい七瀬? あっダメだ、聞いてない」
っ! いけない、話が脱線したわ。
えと、胡桃についてだったわね……えと、胡桃は少し目が鋭くて怖い印象を持つ娘だけどとても良い娘、無い胸と言う未来に残すべき個性を持っていて力は強い。
怒ったときと喜んでる時の降り幅が大きくてたまに変な娘だなぁ……と思う、でもその全てが素晴らしい!
そろそろ私の記録を発表するわ。
桜塚 胡桃は怖い時もあるけど可愛い、だから嫁にしたいっ!
また1人嫁が増えてしまったわね、疲れない様にこのお店の従業員全員攻略して百合ハーレムを作る、諦めないわよ……ふふふふふ。 
「面白かった、あと胡桃がどんなのかも分かったわ」
胡桃が去った後、遊戯室で話を続ける私と長門、ただ話をするのもあれなのでオセロをしている。
「ほぉ? どんな娘だったんだ?」
「角砂糖を飴玉って言うくらい甘党だったわ」
「そっそうか」
パチッーー
黒いコマを打ち白いコマをひっくり返しながら話す私、長門は苦笑してる、だって今話しても思うもの、胡桃は変な娘だって。
「まぁうん、面白い娘だと言うのは分かったよ」
ボードを渋い顔で眺めながら白いコマを打つ長門、すると私の方を見てきた。
「七瀬」
「なに?」
「いやその、他にはないのか? 胡桃について」
あぁ甘党だけじゃ胡桃の全ては伝わらない、ゲームの途中だけど長門が聞きたがってる、これは話さないといけないわね。
「胡桃は素直な娘、からかうと面白いわね」
「ほぉ、そうか! そうだろうと思ったがやはりからかうと面白いのか、あっ! そっそこ置くのか!?」
パチッーー
角を取った私に悲壮感溢れる顔で見てくる長門……可愛い。
おっと、長門の可愛い表情に惑わされてはいけない、話を続けないと。
「お腹は少し筋肉質、でも触り心地は良かった、触られた時の反応は恥ずかしがって抵抗したわ、まるで小動物の様に」
「無視かっ、無視なのか!」
ふふっ、あの仕草を見る度に何度興奮して鼻血を出し掛けた事か分からないわ、あぁっいけない口角が緩む、長門の前でニヤけてしまう、耐えるのよ私っ。
「くっ、ならここならどうだ!」
パチッーー
長門がコマを置いて来た、なので私も直ぐにコマを置く。
パチッーー
「んなっ! わっ私のコマがたった4つになってしまった!」
無理かも知れないわ、だって長門が泣きそうだもの、長門のこの表情はそそられる物があるの、でも眼鏡をくいっとあげる事で平然を装う、そしたら睨まれてしまったわ、何故かしら?
「あと胡桃は怒ると恐いのね、昼時レストランの裏に呼ばれたの」
「七瀬、一旦胡桃の事を話すのは止めろ、と言うかなんだその緩みきった笑みは! 私を挑発してるのか?」
あの時は本当に興奮したわ、物凄い剣幕で言い寄られて壁ドンされたの、そして言葉攻めされたわ、あぁったぎる! たぎるわぁっ! あの時の私は大変だった。
もう興奮を押さえるのが大変だった、あの時私は確信した、あれだけの言葉攻めが出来るのなら胡桃はプレイの時にはタチに徹するタイプだと。
でも待って、胡桃は恥ずかしがり屋な一面がある、だとしたらタチと認識するとは総計だわ。
「ぐぬぅっ、笑ったと思ったら今度は難しい顔をしただと? 盤面はそっちが優勢なのにぃ」
長門が何か言ってるわ、申し訳ないけど構ってる場合じゃないわね。
今は胡桃と言う女性を見極めなければならないわ!
「タチか、それとも猫か」
「なっなんだ? いきなり何を呟いている?」
分からない、分からないわ。
恥ずかしがり屋なら「やだっ止めてください」と言いつつタチ側を興奮してプレイに拍車が掛かる、でもあの時の胡桃の睨みと言葉は圧巻だった。
『今度、私の前で胸の事を言いやがったら叩き飛ばしますよ?』
その言葉、あの睨みはタチの素質を垣間見た、だとすると胡桃は状況に応じて変化出来るリバと言う事になるのかしら?
ふふっ、それはそれで興奮するけど私としては猫の方が好きね、まぁそこはおいおい私のスキンシップと立ち回りでそうなる様に仕向ければ良いわね。
「ふひっふひひひっ」
「っ、きゅっ急に笑うんじゃない!」
堪らないわね、本当に良い娘がお店に来てくれたわ、私がお店に来た時は長門だけだった、でもその頃は満足した、だって長門は素敵な女性だったもの。
そんな時止が来てくれた、私の心は悦びに道溢れたわ。
でもその悦びが更に跳ね上がる事態が起きた、それが恵が住み込みバイトをしにきたと言う出来事。
叫びたかった、人目をはばからず「ひゃっほぉぉぉっうぅぅ!」って叫びたかった。
毎日が楽しかった、大好きな女性、男がいない職場……ここが天国か! 本当にそう思ったの。
そんな時とどめと言わんばかりに女神が降臨した、それが胡桃と言う女性。
店長が女性だから、そんな理由で入った職場だけど、入って良かった、この職場が天職、百合の神様が私に与えてくれた職場に違いないわね。
「ふひひっふひっ、ふひひひっ」
「なっ七瀬? おい七瀬? あっダメだ、聞いてない」
っ! いけない、話が脱線したわ。
えと、胡桃についてだったわね……えと、胡桃は少し目が鋭くて怖い印象を持つ娘だけどとても良い娘、無い胸と言う未来に残すべき個性を持っていて力は強い。
怒ったときと喜んでる時の降り幅が大きくてたまに変な娘だなぁ……と思う、でもその全てが素晴らしい!
そろそろ私の記録を発表するわ。
桜塚 胡桃は怖い時もあるけど可愛い、だから嫁にしたいっ!
また1人嫁が増えてしまったわね、疲れない様にこのお店の従業員全員攻略して百合ハーレムを作る、諦めないわよ……ふふふふふ。 
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